フィギュアの素材「PVC」について

フィギュアの購入できないときは、普段気になったことを調べて書いてみようというコーナーです。今回はフィギュアの素材「PVC」について。

「PVC」とは

ポリ塩化ビニル(ポリえんかビニル、polyvinyl chloride、PVC)または塩化ビニル樹脂とは合成樹脂(プラスチック)の1つで、塩化ビニル(クロロエチレン)の重合反応で得られる高分子化合物である。塩化ビニール、塩ビ、ビニールなどと略される。軟質ポリ塩化ビニルは、ソフトビニール(Soft Vinyl)、ソフビとも呼ばれる。しかし「ポリ」または「樹脂」を略した呼称は、その原料である単量体の塩化ビニルと混同するため、単量体の塩化ビニルを特に塩化ビニルモノマー (vinyl chloride monomer, VCM)と呼んで区別している。
(Wikipediaより引用)

ということで、polyvinyl chlorideの頭文字をとって「PVC」と呼ぶようです。
フィギュア以外では配管のパイプや電源コード、意外なのはレコードの素材にも使われているとのことで、いろいろな製品に利用されている素材だということがわかりました。

PVC 製品で検索するとたくさんの製品が表示されます

どうしてフィギュアに利用される?

こちらのページが参考になりました。
https://www.figure-oem.com/2016/08/08/post-2220/

要約すると、
・柔らかさを自由に変えられる
・着色しやすく、薬品にも強い
・透明性も可能
とのことで、複雑な形状をしており、かつカラフルな彩色も必要、時には透明パーツも利用されるフィギュアにとって、とても都合の良い樹脂となっているとのことでした。

複雑な形状に着色、そして透明パーツで構成されるフィギュアには最適な素材

ずっと飾っているとべたべたになる?

調べている過程で、気になる記事もありました。
それは、時間の経過とともに、表面がべたついてくるというものです。
こちらの記事が参考になりました。
https://hobby01.work/post-52/

フィギュアを製造する際、樹脂の硬さを調整するために「可塑剤 (かそざい)」というものが入っており、これが時間の経過とともにフィギュア表面に出てくる性質があり、それがべたつきの原因になっているとのことでした。

意外だったのは「換気の悪いところだと、出てきた可塑剤がたまってしまいべたべたになってしまう」というものでした。
多くの方はフィギュアはケースに入れて飾ったり、購入時の箱にしまって大事にコレクションされている方が多いと思いますが、たまには換気の良い場所に出してあげて、ちゃんと愛でてあげるのがきれいにフィギュアを保つための秘訣なのかもしれませんね。
もちろん、高温の場所では可塑剤がより表面へ集まってしまうため、涼しい場所に保管するのが良いようです。(高温になる場所や直射日光の当たる場所は避けるようにと、フィギュアの説明書にも書いてありますね)

お迎えしてかなり年数が経過したユーミルちゃん。髪の毛がべたべたになってしまいました

以上、PVCのお話でした

今回はフィギュアの原材料に注目してみました。PVCの特性を知れば、お気に入りのフィギュアをより長く、きれいな状態で鑑賞できるようになりますね。
今回調べてみて、適度に換気したほうが良いことが分かったので、ケースにしまいっぱなしのフィギュアは、たまには外に出して愛でてあげようと思います。

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